2014 (H26)年定時総会記録

日時:2014年11月8日(土)13:00~16:30
場所:アルカディア市ヶ谷 5階「穂高」
会費:男性 8,000円、女性 6,000円 (いずれも本年度維持会費1,000円を含む)
講演会:
『現場で体験した福島第一原子力発電所事故
~レジリエンス(弾性力)工学の観点から緊急時対応を考える~』
講師:吉澤厚文(高29回)  <講演レジュメ
担当幹事:高29回、高39回

[報告記]
11月8日(土)に在京飯田高校同窓会総会がアルカディア市ヶ谷において192名の参加のもとに開催されました。今回は在京同窓会が設立されて61周年にあたり、「還暦」プラス1年目として、学年幹事の29回生(新井冨生幹事長)および39回生により企画・運営されました。 総会を成功させようと、新井幹事長を始めとする学年幹事は今年1月から企画・準備に精力的に取り組みました。その結果、29回生と39回生の見事な連携と協力により、総会・懇親会は大盛況のうちに終了しました。

第一部の総会では、西村清一会長(高7回)からご挨拶があり、恒例になった飯田高校の1年生の進路研修旅行が、東京方面、中京方面、関西方面の計7つのコースに分かれて、企業見学や卒業生との懇談等を行いましたが、3年前に始めたこの研修制度が、進学に良い影響をもたらしていること等が紹介されました。大原事務局長から事業報告、榊原会計担当役員から会計報告がされた後、中島飯田高校同窓会長から同窓会の現況が紹介されました。

第二部講演会は、吉澤厚文さん(原燃輸送㈱代表取締役社長、高29回)が以下のテーマで講演されましたが、本当に素晴らしいお話でした。
講演テーマ:「現場で体験した福島第一原子力発電所事故-レジリエンス(弾性力)工学の観点から緊急時対応を考える-」
3.11の東日本大震災時に、福島第一原子力発電所のユニット所長(5,6号機)であった吉澤さんは、地震・津波後に発動された発電所の緊急時態勢の中で、事故の拡大を防止すべく現場で約10ヶ月寝泊りをしながら対応を行いました。現場は、次々と発電所が爆発し、放射線量も急激に高まる中、まるで戦場のような様相を呈していました。  吉澤さんは、福島原発の事故をレジリエンス(弾性力)という新しい観点で、事故はなぜ起きたのか、現場の作業員はどのような状況であったのか、について分かりやすく説明されました。  5、6号機の爆発を食い止めるため、建屋をまさに「死守」した内容は極めて迫力がありました。極限状態の中で、国民を守るには自分らがやるしかないと、吉田昌郎所長等とともに、半ば死を賭した悲壮な覚悟で事故に対処した関係者に頭が下がります。「大本営」に翻弄されることなく、「技術と使命感」を以て最前線に立ち向かった関係者に心から拍手喝采を贈りたいと思います。聴衆に多くの衝撃と感動を与えた素晴らしい講演でした。

第三部懇親会は、先ず、高8回の7名の方の喜寿のお祝いを行いました。そして新任の西條(にしじょう)浩章飯田高校校長からご挨拶を戴き、参加者最年長の平田達顧問(中47回)のご発声により全員で乾杯しました。  アトラクションとして、現役高校生が作成した現在の飯田高校の様子を収録したDVDを上映しました。また喜久水の試飲会が行われ、人気の五平餅も出されました。参加者のそれぞれが互いに旧交を温めることができ、会場は大いに盛り上がりました。

 最後は、元応援団の中島光夫さん(高21回)、峯垣明さん(高29回)および草田敏彦さん(高39回)の指揮により、参加者全員で応援歌、校歌が斉唱し大いに盛り上がりました。そして、来年度幹事(高30回、高40回)への引継ぎの後、本島信副会長(高11)の中締めで、3時間半に及ぶ在京飯田高校同窓会総会は無事幕を閉じました。    (文責 大原 直事務局長)

[写 真]こちらから

2013(H25)年 60周年記念定時総会

・日時 11月9日(土) 13:00~17:00
・場所 アルカディア市ヶ谷
・幹事:高28回、高38回 (幹事長:池田正明氏(高28))
・タイムスケジュール
12:30 受付開始
13:00~13:30 第一部 総会
13:30~14:20 第二部 講演会
.講師:池田正明氏(高28)  [講演会案内はこちら]
演題:「時計遺伝子の働きを知って病気を防ぐーー時計遺伝子BMAL1の秘密」
14:45~17:00 第三部 懇親会 アトラクション (下記等)
①鏡割り
② 演奏 (演奏者:吉澤恵氏(高38)、仲井勇司氏(高38)) → [演奏者プロフィール]
前半(仲井)  日本の名作ポップスを1~2曲、選曲テーマは「郷愁」
ユニット演奏(仲井、吉沢)   アメリカンポップスの名曲を1曲
後半(吉沢)  ギターでの弾き語り2曲

[報告記]
11月9日(土)に在京飯田高校同窓会総会がアルカディア市ヶ谷において178名の参加のもとに開催されました。今回は在京同窓会が設立されて60周年記念にあたり、学年幹事の28回生(池田正明幹事長)および38回生により企画・運営されました。 “還暦”総会を成功させようと、池田幹事長を始めとする幹事学年は昨年から企画・準備に精力的に取り組みました。その結果、28回生と38回生の見事な連携と協力により、記念総会は盛況裡に終了しました。

第一部総会では、西村清一会長(高7)と大原事務局長(高21)から、6月9日(日)にアルカディア市ヶ谷において、東京で初めて本部定期総会が開催され、幹事学年の高17回生(実行委員長;脇坂英文さん)が運営し、280人の参加のもとで成功裡に終了しましたが、在京飯田高校同窓会として全面協力したこと等が報告されました。 今年は役員改選が行われ、井伊健夫さん(高12)、岩崎廣和さん(高22)が退任され、松原秀幸さん(高19)、前澤義行さん(高25)が新任役員として承認されました

 第二部講演会は、池田正明さん(埼玉医科大学教授、高28)が講演されました。 演題:「時計遺伝子の働きを知って病気を防ぐ・・・・時計遺伝子BMAL1の秘密」 地球上の生物は太陽光と地球の自転によって作られる24時間周期の「概日リズム」により、体内時計が形成されているが、その体内時計は、「BMAL1(ビーマルワン)」という時計遺伝子により作られていることを池田教授が発見しました。この「概日リズム」により、仕事がはかどる時間帯もあれば特定の病気が発症しやすい時間帯があり、そのリズムを司るものが時計遺伝子のBMAL1であり、その時計遺伝子は前立腺がんや乳がんに関連しています。この遺伝子機能は加齢とともに衰えるが、規則的な生活リズムにより補うことができ、病気を防ぐために規則的な睡眠や食事が大切である等、大変興味深く身近でためになる話を述べられました。

第三部懇親会は、先ず、在京同窓会の“還暦”を祝って、佐藤健飯田市副市長、下澤秀夫飯田高校校長及び4人の歴代会長の計6名により樽酒の鏡割りが行われ、平田達顧問(中47)のご発声により全員で乾杯しました。  アトラクションとして、吉澤恵さん(高38)、仲井勇司さん(高38)による、ギター演奏があり、 懇親会のムードを高めてくれました。また、高28 回生・38 回生が関わっている企業である、喜久水酒造(株)による試飲会、丸昌稲垣(株)と旭松食品(株)の試供品が提供されました。勿論人気の五平餅も出されました。参加者のそれぞれが旧交を温めるとともに、飯田・下伊那の美味を楽しむことができ、会場は大いに盛り上がりました。  最後は、元応援団の中島光夫さん(高21)、峯垣明さん(高29)および大久保武彦さん(高37)の指揮により、参加者全員で応援歌、校歌が斉唱し大いに盛り上がりました。そして、来年度幹事(高29回、高39回)への引継ぎの後、本島信副会長(高11)の三本締めで、4時間に及ぶ在京飯田高校同窓会総会は幕を閉じました。 (文責 大原直事務局長)

下記は、幹事学年が総会の模様を撮影し、動画にまとめてくださいました。

写真は、こちらから

録音もあります。 [総会]

[講演会]

[懇親会_乾杯まで]

[懇親会_演奏]

2012(H24)年定時総会記録

・日時:2012年11月10日(土)13:00~16:30
・場所:アルカディア市ヶ谷 6階「阿蘇の間」
・幹事:高27回、高37回の皆さん
・講演会: 『世界に発信する飯田のまちづくりーー飯田市における地域づくりの実践から』
講師:桑原利彦氏(高27回)
コーディネーター(兼講師) :酒井郁雄氏(高27回)
司会・進行:大澤厚氏(高27回)
・懇親会
アトラクション:飯田高校生現役のフォークグループによる演奏
・会費  男性 8,000円、 女性 6,000円、
同窓生同士のご夫婦 12,000円  (いづれも一人1,000円の年会費を含む)

【記録】
①司会をされた丸山百合さん(高37回)が、当日録音した音源を整理しまとめてくださいました。総会に参加された方も、欠席された方も総会の模様をお聴き下さい。 → こちらから
②写真撮影された幹事:大久保武彦さん、松井政就さん(高37回)が写真を整理しまとめてくださいました。
総会の殆どすべてが鮮やかに撮れていますので是非ご覧下さい。 → こちらから

<大原事務局長報告記>
11月10日(土)に在京飯田高校同窓会総会がアルカディア市ヶ谷において138名の参加のもと開催されました。総会・懇親会は学年幹事の27回生(大島毅幹事長)および37回生により運営され、成功裡に終了しました。

第一部総会では、西村清一会長(高7回)から、在京飯田高校同窓会は60周年にあたり、来年11月の総会への参加を呼びかけました。また、来年の本部定期総会の東京開催が初めて実現し、来年6月9日(日)にアルカディア市ヶ谷において高17回生が幹事学年(実行委員長;脇坂英文さん)として定期総会を運営されますが、在京飯田高校同窓会として全面協力することが述べられました。

第二部講演会は、高27回生の桑原利彦さん(市民グループ IIDA WAVE ヘッドプロデューサー、ライブハウスCANVAS代表)と酒井郁雄さん(飯田市役所リニア推進対策室長)が、「世界に発信する飯田のまちづくり」 (~ 飯田市における地域づくりの実践から ~)をテーマにして講演されました。地域の活性化・発展のため、しくみづくりと人(特に若者)づくりの両面から”地域・まちづくり”を考え、「いいだ人形劇」の取組みなどの実践例が紹介されました。また、リニア新幹線飯田駅に関する地元の状況と課題等が紹介されました。

第三部懇親会では、飯田高校の現役女子高校生と桑原さんによるギター演奏がありました。今回はじめて現役高校生が在京飯田高校同窓会に参加して、3年生、2年生の計4人の女子高生が、アトラクションとしてギター演奏を数曲披露してくれました。フレッシュな現役高校生の登場は懇親会に花を添えてくれました。

司会は、第一部が大島毅さん(高27回)、第二部が大澤厚さん(高27回)、第三部が片桐郁子さん(高27回)、丸山百合さん(高37回)でした。女性が司会したことは二度目のことですが、4人の女子高校生の演奏とともに、懇親会の雰 囲気を華やいだものにしてくれました。

最は、元応援団の中島光夫さん(高21回)および大久保武彦さん(高37回)の指揮により、参加者全員で応援歌、校歌が斉唱し大いに盛り上がりました。そして本島信副会長の三本締めで、在京飯田高校同窓会総会は幕を閉じました。

【講演主旨】
本講演をとおして、飯田市(ふるさと)における「地域づくり」の最前線の様子および最新情報を共有する。その上で我々の知らなかった飯田を発見し、「今後どうしていくべきか」等の気づきの場ともしたい。

【講師紹介】
◇桑原利彦氏(高27回)
・市民グループ 『IIDA WAVE』 ヘッドプロデューサー
・飯田人形フェスタ実行委員会 パーク運営委員長
・りんご並木まちづくりネットワーク コーディネーター
・SBSラジオ”南信州ハートフルサタデー” パーソナリティー
・ライブハウス 『CANVAS』 代表

◇酒井郁雄氏(高27回)
・飯田市役所リニア推進対策室長 (本講演マネージャー)