同窓会報第87号の合評会を令和4年5月20日、同窓会事務局で開催しました。同窓会報を発行する度、紙面を点検し、次号に生かすことなどを話し合っているものです。
各面ともおおむね好評で、「スムーズに作成できた」「寄稿者から大変喜ばれた」「毎号楽しみに克明に読んでくれている同窓生がいる」という報告がありました。
次号第88号は同窓会の経費削減策として、従来の8ページから4ページになりますので、どのような紙面にするかについても話し合いました。
次号第88号の編集作業は7月上旬からスタートします。
同日午後6時から、編集委員の鈴木桂子さんの割烹「小鈴」(飯田市北方)で、有志による懇親会を開催しました。
各編集委員が会報の編集作業のほか、今やっていること、活動目標などを披露し合い、楽しいひと時を過ごしました。
割烹「小鈴」には今年3月、81歳で亡くなった諏訪市の画家、原田泰治さんの作品が遺されています。
幼少期を伊賀良村(現飯田市)で過ごした原田さんは、鈴木さんの義母の代からしばしば同級会などで同割烹を訪れました。原田さんが唐紙に即興で描いてくれたものを屏風に仕立てたものなど数点です。
「ふる里伊賀良はいいもんだ 母さんの懐かしさがある」。いい言葉ですね。原田さんの自分の似顔絵入りです。
「ふる里の香り残す田舎道」という作品も。「伊賀良の友人たちと 昭和六十年十一月六日 素晴らしい夜にて」とありました。伊賀良は原田さんにとって大切なふる里であり、絵の原点だったことを伝える貴重な作品です。