飯田高松高校・昭和27年入学1年A組同級会 金田 明夫

昭和27年(1952年)入学の「飯田高松高校1年A組同級会」が、卒業以来初めて行われ、担任だった大場勉先生を含め15名が出席した。 1年A組同級会は、2007年10月4日、飯田市追手町の「舞鶴」で開催され、代表幹事の新井正彬君から、開催に至る経過および出欠者の状況が報告された。物理・漢文選択のA組同級生は、合計35名。うち勝野睦人、佐々木直など5名が物故者となった。また入院など体調を崩された人、住居不明の人などもいて、出席者は14名にとどまった。さらに担任だった大場先生は元気にご臨席いただいたが、1年の途中に大場先生が病気療養のため、バトンタッチで担任となられた牛山力先生からは、当初ぜひ出席したいとのお話をいただいていたが、「身体状況不良のため川崎の病院へ入院となり、残念ながら参加できない」とのご連絡となった。物故者5君への黙祷の後、大場先生の発声で55年ぶりの再会を祝して乾杯。大場先生は、「みんなの元気な顔を見れて嬉しい。私も85歳になりましたが、今も元気でりんごや梨をつくって居る」と、当時と変わらぬ大きな声で挨拶された。なお、先生は病気入院で肋骨7本を切除されているとのことでした。出席者全員が《3分間スピーチ》で、在校時や最近の状況を述べた。「56年に帰飯し、現在も医療の仕事を続けている」(鈴木伸典君)、「高七会のホームページを立ち上げた。ご協力ください」(原健彦君)、「民生員をやっている」(夏目良樹君)、「まだラグビーをやっている」(竹村直君)、「ふるさと遠山の歴史研究をまとめている」(野牧治君)「篆刻で日展入選し、プロとしてやる立場になった」(伊藤尚和君)、「消防署で1市3町16村の危機管理の責任者として対策を講じた。現在は自動車学校の運営に尽力している」(蜂谷伸君)、「高松時代はラジオ少年だった。旅ところどころというホームページを開いている」(新井正彬君)。記念撮影の後、「近いうちにまたもっと大勢の同級生に参加してもらい、第2回を開催しよう」と決め、散会した。